日本古来の文化を… | 三島・沼津の結婚式場 みしまプラザホテル
日本古来の文化を…
こんにちは、モーリス髙野です。
いよいよ明日からゴールデンウィークですね♪
皆さまはどのようにお過ごしですか?
私どもモーリスでも、このゴールデンウィークには多くの新郎新婦様のご結婚式のお手伝いをさせていただきます。
みしまプラザホテルは、三嶋大社が近いことから【和装婚】をご希望される方が多くいらっしゃいます。
和装婚と言えば、特徴的なのは角隠しと綿帽子です。
『聞いたことはあるけど、普段目にすることがないから違いが分からない』という方も多くいらっしゃると思います。
本日は、和装婚の際の角隠しと綿帽子についてご紹介いたします。
そもそも角隠しと綿帽子はどちらも「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」と呼ばれる髪型のかつらをベースにしていました。
地毛で結う新日本髪を合わせる人も増えましたが、現在ではかつらを用いる方がほとんどです。
では、特徴を見ていきましょう☆
【角隠し】
・花嫁が頭を覆うように巻く白い帯状の正絹の布のこと
・白無垢だけでなく、色打掛、引き振袖にも合わせることができ、挙式・披露宴にも合せても良い
・日本髪に合わせる
【綿帽子】
・花嫁の髪の上に、頭を覆う形で被る白い袋状の被り物のこと
・挙式のみで、白無垢にしか合わせることが出来ない
・洋髪にも日本髪にも合わせられる
特徴としては上記の様な所が大きな違いです。
続きまして、豆知識として由来を見ていきましょう☆
【角隠し】
・室町時代にお米や餅を売っていた女性が頭部に商品を載せて運んでいた際に、
髪で商品を汚さないように、髪を汚さないようにするために
桂包(かつらつつみ)又は桂巻(かつらまき)と呼ばれる白い布を被っていたことが始まり
・怒りの象徴である角(つの)を隠すことによって、従順でおしとやかな妻になるという意味
・女性は嫉妬に狂うと鬼になるといわれていたため、鬼になることを防ぐおまじないの意味
【綿帽子】
・高貴な婦人が外出する際に埃除けや防寒の目的のために小袖を頭から被っていた「被衣(かつぎ)」が起源
・綿帽子を被るのは「式が済むまで新郎以外の人に顔を見られないようにする」という意味
⇒ウエディングベールと同じような意味合い
諸説はありますが、この様な事が由来になって、角隠しと綿帽子は作られたようです。
洋髪で和装をするのも素敵ですが、昔ながらの由緒ある日本髪での結婚式も憧れますよね♡
実際、日本髪での和装婚をした方たちの披露宴でサービスをさせていただいた際、披露宴開始時の日本髪の新婦様を見たお客様から「普段と全然違う印象になるね」「素敵ね」といった声がたくさん飛び交っていました☆
そしてお色直しで和装からドレスに着替え、ヘアースタイルを洋髪にされた新婦様を見て、「さっきとはまた随分印象が違うな」「日本髪も似合っていたけれど、こっちもお似合いね」等の声がありました。
日本髪から洋髪にすることで、普段とのギャップも生まれて、違う楽しみ方も出来るのだなと感じました(*^^*)
和装での結婚式をご希望の方は、ぜひ由緒ある角隠しと綿帽子をご検討してみてはいかがでしょうか(^^)?